カテゴリー別アーカイブ: プラセボのはなし

「偽薬」商品の商業的カテゴライズ・定義に関するJICFS的見解

「プラセプラス」新カテゴリー分類 偽薬とは何か?商品として偽薬を見た場合、これが意外に難しい。モノと見るかコトと見るか、医薬品でないにせよ食品か?食品ならば介護用食品か健康食品か“その他”なのか。判然としないカテゴリー分類は、店頭での取扱を妨げてしまう可能性があります。しかし、ここに一つの光明が。JANコード(バーコード)を管理するデータベースです。
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医師法上の偽薬利用は処方箋の交付義務における例外措置(第22条1)として規定

判断を下す医師 医師法が想定する偽薬の用法は、暗示的効果を期待する場合です。第二十二条一は、この場合、処方箋の交付義務を免れると規定。暗示的効果は明示されない低効果の薬剤投与によって得られるとしています。ただ純粋な偽薬は、医薬品であるよりむしろ食品であり、当該条文規定に縛られることはありません。とは言え、依然複雑な問題が潜んでいます。
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宇宙定数、無作為、プラシーボ効果を説明する「隠れた変数理論」

銀河 アインシュタインの宇宙項はハッブルの観察により撤廃を余儀なくされましたが、近年の宇宙論で復活を遂げています。また「神はサイコロを振らない」と喝破した反量子力学的世界観も論争に負けたかに思われましたが、今では見直しが始まっています。「隠れた変数理論」と呼ばれる魅力的な理論の恩恵をプラシーボ効果にもぶっかけたい。
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『貨幣論』に垣間見る「貨幣」と「プラシーボ効果」の類似性

ビットコイン 経済学者、岩井克人氏の著作『貨幣論』は貨幣の本質を「本質のなさ」だと喝破する良書。経済に関する洞察を深めたいなら必読の一冊となるでしょう。一方、分野違いのプラセボ(偽薬)効果に関して何がしかを語る書籍であると仮定して読み進めてみれば…。そこに浮かび上がる類似性や相似性に目を向けてみれば、新たな知見が得られるかも。
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「仕事に役立つ数学」はプラシーボ効果の理解向上にも役立つか?

数学の授業 渋滞学でおなじみ西成活裕教授の『とんでもなくおもしろい仕事に役立つ数学』では数理科学分野で頻出する虚数のイメージが語られます。また超電導工学研究者、村上雅人教授の著書『なるほど虚数』は更なる虚数世界の深みへと我々を誘います。もしプラセボ効果の数学的モデル化が可能となれば、こうした成果は取り込み放題となるでしょう。
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虚薬効果は数の概念の拡張の歴史(ゼロ、マイナス、虚数、その他)をなぞるか?

想像上の数であるとされた「虚数」が実用化されたように、プラシーボ効果もまた「虚薬効果」として医療上不可欠なものとして活用される社会。プラセボ製薬ではそんな未来を描いています。その道程は現在のところ曖昧模糊、五里霧中ですが、既に過ぎ去った数学の歴史を振り返ってみれば何がしかのヒントが得られるかもしれません。
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真実と虚偽のプラシーボ効果(虚薬効果)

真と実と虚と偽と 真実と虚偽、あるいは虚実と真偽。この美しい対称性を崩すトンデモナイ輩、それが「実薬」と「偽薬」です。医薬品の臨床試験で活躍する両概念は、対称性の破れをものともせず人口に膾炙しています。しかし、「プラセボ効果」が何らかの実際的な効果を有するのならばそれは「偽」ではなく「虚」でなければなりません。想像上の「虚」でなければ。
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進化心理学と「心の理論」が神と同様にプラシーボ効果を見出すのだろうか?

こどもの心 『ヒトはなぜ神を信じるのか』は、ヒトの心にスルッと入り込む宗教的観念に進化心理学的説明を与えてくれる良書。「意図的姿勢」や「目的-機能論的推論」という逃れ難き思考の癖は、神を見出すだけでは飽き足らずプラセボ効果まで創造・発明しました。日本人に多いゆる~い無神論と相性のいい最新の認知科学に触れるため一読をオススメします。
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カプグラ症候群とコタール症候群?プラシーボ効果と認知症の脳をつなぐもの

週刊プレイボーイ「真実のニッポン」 脳の器質的障害によって起こるとされる奇妙な病気、カプグラ症候群とコタール症候群。人の理性が自己正当化にあることを窺わせる精神医学的な症例は「思い込み」という現象の不可思議さをいくらか解消してくれます。脳科学的なプラシーボ効果の解明に、また認知症の方が抱く独自の精神世界を読み解くカギとして「思い込み」を捉えてみたらば?
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ニセ医薬品の偽テレビCM動画が秀逸すぎるので日本語解説の後編

ドクターじゃなくって 英語学習の教材を探している学生の皆さん、プラシーボ効果なんていかがです?知的好奇心を絶妙にくすぐる科学的不思議系の話題としてこれほどふさわしい題材はありません。欧米人が見せる洗練されたプレゼン技術は、社会人にとっても大いに参考になるはず。広告付きとはいえYoutubeが無料で提供する動画を活用しない手はありません。
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プラシーボ効果に関する優れたYoutube動画が英語だったので日本語解説

知らないバケモノ 英語で読み聴くことが出来れば、日本人にとっての知的世界は圧倒的に広がります。資本主義社会における市場規模と投資効率・コストパフォーマンスの視点から言えば、日本語動画にお金をかけるよりも英語に投資した方が費用対効果が高いのは明らか。この格差は今後も拡大の一方ですが、好奇心さえあれば語学の壁をスルリすり抜けることも可能。
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プラシーボ効果(プラセボ効果)の意味を知っているのは4人に1人?【アンケート】

プラシーボ効果を知っていますか? 偽薬効果とも称される「プラシーボ効果(プラセボ効果)」について知っている日本人はどれくらい?そんな疑問に答えるべく調査を実施したところ、結構多くの方が意味を把握されていました。プラシーボ効果の積極的有効利用を進めたいと考えるプラセボ製薬にとって、この認知度・知名度向上は必須の課題。まずは教育現場に浸透させることから…。
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プラシーボ効果の医科学における位置づけは『おーいでてこーい』の穴

大きな穴 優れた物語は創造性を刺激します。星新一さんの有名なショートショート『おーいでてこーい』は、多くの創造と想像を生み出す優れた物語。この話の主人公である「穴」は医学や薬学、あるいは科学における「プラシーボ効果(プラセボ効果)」のメタファーにもなっているようです。
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神もプラシーボ効果も妖怪のせいでジバ!?ニャンとも愉快な説明原理

こっち見てる猫 妖怪のせいにしたがる子供たち、オトナの事情を振りかざす大人たち、神はプラシーボだと主張したがる懐疑論者、その他その他。「説明原理」を「真理」と信じたがるのは人の本能に根ざした真理追求欲求のせいかもしれません。あるいはそれこそ、妖怪のせいだったりして…?この世界には、ニャンとも愉快な説明原理が溢れています。
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効かないと思ってお薬飲むとホントに効かなくなっちゃう効果

効くはずがない プラシーボ効果(プラセボ効果)の反対語はノシーボ効果(ノセボ効果)。これらはいずれも「有・在」を表現した言葉ですが、現実には「無・不在」が問題となることがあります。効くお薬が効かなくなる効果と同様、効かないお薬の効かない効果にも注目しなければならない、のかもしれません。
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二重盲検法・ランダム化・プラセボ対照の目的は原因の特定

効くクスリ、効かない薬 二重盲検法(にじゅう・もうけんほう)の解説が単純明快でないのは、その目的にまで踏み込んだ説明が必要だからです。臨床試験における二重盲検、無作為化、プラシーボ対照の組合せが創り出すものは「限定的な差異」に他ならず、あらゆる医療行為の成果はその原因を「限定的な差異」の設定によって統計学的に特定するしかありません。
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偽薬はプラシーボの象徴です!

東京の地下鉄は複雑に入り組んでいる 偽薬の効果、なんてものはありません。たぶん。偽薬の投与にまつわる諸々の事象を無視した「偽薬効果」の物言いは時代遅れとなっています。偽薬はプラシーボ(プラセボ)の象徴であって、象徴でしかない。そう考えることから始めなければ、どこにも辿り着くことは出来ません。
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帰無仮説を棄却することでは証明されない偽薬効果とプラシーボ

薬の効果はどこにある? 偽薬を用いる臨床試験(治験)においては、実薬と偽薬の差が無いことを証明しようとした結果、失敗したがために実薬(薬効成分)の効果を逆に証明してしまう手法がとられます。現代科学がその基礎に依っている統計学は回りくどいものですが、だからこそ科学的妥当性が担保されます。偽薬とプラシーボの有意な差も、そこからしか出てきません。
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“プラセボザらス”へ、ようこそ!

楽しいおもちゃ屋さん プラセボザらスでは驚くべき商品群が販売されています。そこは認知心理学・行動心理学の粋を結集したマーケティング実験の場でもあり、その販売手法には目を見張るものがあります。しかし、そこに並べられたものはある種の“夢”でしかありません。一時の熱情が覚めてみれば、虚しさしか残らない可能性もありますのでご注意を。
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