バカにつける薬はなくなくない?馬鹿にできないプラシーボ効果

2014年7月25日 2016年10月10日

バカにつける薬

プラシーボプラセボ)は「概念に形を与える」という方法で世界を変えていきます。

概念?何それウマいの?

はい。ほのかに甘い、かもしれません。

バカにつける薬は無かった、のか?

「馬鹿に付ける薬は無い」という言葉は、広辞苑(第六版、岩波書店)にも単一項目として取り上げられるほど人口に膾炙しています。

「ことわざ学習室」というサイトでは以下のように解説されていました。

考えが足りなく、愚かな人は、どうやっても、救いようがない、ということ。
『馬鹿に付ける薬はない』

「無い」という否定的な、ある意味では絶望的なニュアンスを伴ったキツイ諺です。

無いものを有らしめる

ただ、そうした諺的「無さ」を逆転の発想で現実に在らしめるという試み・企みは古くから実践されていました。

試しにAmazon.co.jpで「バカにつける薬」と検索すると、十数冊の本がヒットしますね(検索結果 »)。

「ことわざでは『無い』とされているけれど、これがまさに『バカにつける薬』だよ。この本を読めばバカは治るよ」と。

“考えが足りなく、愚かな人”がわざわざ「バカにつける薬」と称する本を読むか否かは分かりませんし、本という媒体でバカ治療を施すという発想が、何となく説教じみたものに感じてしまうのですが…。

「薬」にこだわる

それならいっそ「薬」として有らしめてみれば良いのでは?と考えてみると、あにはからんや、簡単に達成できてしまいそう。

そう、プラシーボ(偽薬錠)を使えば「バカにつける薬」を即座に開発することができます。

有名な笑えるコピペに「バカにつける薬買ってきたwwwwwwwww」というのがありますので参考としつつ。

効くや、効かざるや、試してみてのお楽しみ…。

プラシーボ(偽薬)が突きつけるもの

少し脱線して「プラシーボ」、すなわち「偽薬」について考えてみましょう。「バカ」と同じくらいにネガティブな語感を伴う「偽薬」について。

「偽薬(ぎやく)」という言葉

我々は言葉を自在に駆使(あるいは、何とかやりくり)して概念をこねくり回し、適切に処理することで日々の生活を営んでいます。しかし、「言語を自在に駆使して」という自覚的な感覚とは裏腹に、非常に強く言葉に縛られていることにお気づきでしょうか?

「偽薬」も多くの人を縛り付ける言葉の一つです。「偽薬」はプラシーボの日本語訳ですけれども、「ニセの薬」という概念的で否定的な意味をも含みます。

しかしながらその実体は、「でんぷんを固めたもの」であったり「砂糖玉」であったりと、特別な意味さえ与えなければ「まぁ、お菓子?」な代物です。

プラシーボ効果と偽薬

そんな「偽薬」も、ひとたび「○○に効くんですよ~」と渡されて飲んでしまうと、たちまち身体的、精神的変化を起こしうるという本当の力を持ちます。恐ろしい面白いことに。

この現象は「プラシーボ効果」と呼ばれています。(プラシーボ効果とは? »

一方、否定的な言葉(たとえ漢字一字でも!)には否定的な感情が紐づけられてしまっています。それは、本質とは関係のない表層的な部分だけで判断されることがある、ということです。もちろんそのことを上手に利用することもできれば、そのせいで上手くいかない場合もあるでしょう。

このことは広い意味で「ノシーボ効果」と呼べるかもしれません(ノシーボ効果/ノセボ効果とは? »

しかし些か、プラシーボ(偽薬)に関しては世間的な評価が低すぎるように思われます。力がありすぎるから、でしょうか?

プラシーボ使用に際しての注意点

閑話休題。「バカにつける薬」候補としてのプラシーボに話を戻しましょう。

プラセボ製薬株式会社が販売するプラシーボ『プラセプラス』には、残念ながらバカを治す成分は含まれておりません。

ただし、飲むとバカになれる可能性を否定するものではありません。慎重にご判断の上、ご利用ください。

かのスティーブ・ジョブズも言っています。

Stay hungry, Stay foolish.
Stay hungry, Stay foolish.

バカであり続けることが困難なこの世の中で、バカを治すなんて考えがそもそもバカげてる。

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