頓服薬の飲み過ぎ・飲みたがり対策用として偽薬を使う

2015年11月5日 2016年10月13日

薬袋をもつ男性薬剤師

illustration by いらすとや

介護用偽薬としてプラセボ製薬の『プラセプラス』をお使いいただいている介護事業者さまから寄せられた感想の中に、「頓服(とんぷく)」という言葉が頻回使われていました。

「頓服の眠剤を飲み過ぎている方に…」

「抗不安薬を頓服薬として用いていましたが、本物のおくすりをお渡ししても何度も飲みたがる利用者様に…」

睡眠導入剤や抗不安薬、痛み止めなど、ただ医薬品を経口摂取することを頓服と呼ぶのかと思っていましたが、調べてみたらば飛んだ思い違いでしたね。

頓服とは?

頓服とは、症状が出た時やその兆候が現れた場合などに医薬品を服用すること、またその医薬品を指す専門用語のようです。

類義語として「頓用(とんよう)」も。

「頓服」、「頓用」ともに日常的に用いる言葉ではありませんので、意味を取り違える方も多そう。意味を象徴することのできる漢字表記なのに、そもそも「頓」の意味がわからない。整理整頓?

頓の語義

コトバンクによれば、「頓」は訓読みで「とみ」、音読みで「トン」と読み、以下のような意味があるそうで。

  1. 頭を地面につけて礼をする。ぬかずく。(頓首)
  2. その場にとどまる。落ち着く。(整頓、停頓、頓着)
  3. すぐに。即座に。急に。とみに。(頓悟、頓才、頓死、頓知)
  4. 一回。一度。(頓服)

「臨機に」なんて意味もあるようで、一休さんの逸話でおなじみの「頓智(とんち)」ってスグに、その場で当意即妙に出された知恵のことだったのかと膝を打ちました。

ふむふむ、「臨機に」、「一回」服用する医薬品を頓服薬(とんぷくやく)という。なるほど。わかりやすい。間違っても「頭を地面につけて礼をしながら」薬を飲んではいけません。焦って気道に入らないように「落ち着いて」飲む必要はあるかもしれませんが。

頓服薬の飲み過ぎ注意

頓服という特別の言葉を用意して注意を喚起しているように、一般的にはお薬は決まった時間に決まった量を飲むよう言われます。

食前、食後、食間、眠前(就寝前)、などなど。決まった時間に○錠。過剰摂取が副作用をもたらすことが医薬品の宿命でありますので、用法用量を守って利用しなければならない、とされます。

コンプライアンスが問題となるのは企業統治に関してだけではありません。服薬コンプライアンス(服薬規定遵守)もまた、それが守り切れない・守ることが非常に難しいゆえ、問題となります。

頓服薬のコンプライアンス問題

心療内科クリニックでお医者さんにかかり、受け取った処方薬の薬袋に「頓服」の朱印が。

「知ってる知ってる、症状が出てヤバい!ってなった時だけ使うお薬でしょ」

専門用語の意味は分かる。

しかし、頓服・頓用には積極的な禁止規定がありません。

「ちょっとヤバイかなって思って1粒飲んだけど、効いてるかどうかわかんないし、なんかヒドくなってるかも…。頓服だし、もう1錠のんどこ!」

頓服薬は症状が出たら、あるいは出る予感がしたら何度でも飲んでいい。そのような誤解(誤解です)に基づく安心感がもたらす効果も無視はできませんが、“実際に”複数回服用することになれば、副作用の懸念があります。

「コンプライアンス」から「アドヒアランス」へ?

少しわき道にそれますが、“意志や薬剤師の言いつけを守る”という上下関係に基づく「コンプライアンス」の言葉遣い・ニュアンスが見直され、別のキーワードが浸透しつつあります。

それが「アドヒアランス」です。

患者さん自身が主体的に疾病を理解し、治療に関わることでより治療効果を高めようという意識に基づく概念です。

頓服薬の服用患者さんも、よりよくその医薬品を理解し適切に使用する方法を自ら学んだ方が、結果的には良好な治療成績が得られるのかもしれませんね。

対症療法薬依存の問題

閑話休題。

さて、頓服薬はすべて、症状を一時的に抑えるための対症療法薬です。飲み続けたところで、疾患が治癒するわけではありません。

不快な症状が一時的にでも消えるなら、またそのことが生み出す安心感が生活の質を維持・向上させ、なおかつ疾患の治癒に資することがあれば、使わない手はありません。

しかし、ある場合には「この薬が無くちゃ生きられない」と思い込む精神的依存状態になることも。

個人使用される全ての医薬品が頓用される可能性を秘め、すべての頓用薬に依存のリスクがあることを知っていて損はありません。

認知症高齢者特有の問題

お年寄りの服薬には排泄機能低下により薬が抜けにくいという老人医学的問題があります。さらに、認知症高齢者の方で抗不安薬や眠剤(睡眠導入剤)を頓服で処方されている方も多いのですが、認知症ゆえのコンプライアンス問題があります。

認知症の方「なぁ、お薬まだか?」

介護者「さっき飲んだじゃありませんか」

認知症の方「いや、わしは飲んどらんぞ!」

直前の記憶を保持することが難しい認知症状の下では、「飲んでいない」という思い込みはご本人にとっての確固たる真実です。「飲んでいない」という思い込みは、医薬品本来の効果さえも抑え込むかもしれません。

こんな時、ホンモノのクスリを多く飲んでもらい副作用を心配するより、薬を巡るストレスフルな言い争いを続けるより、よっぽどマシな解決策があります。

「偽薬」を使うことです。

偽薬ソリューション

「偽薬(ぎやく)」とは、お薬に似せた食品のこと。見た目が薬にそっくりなため、偽薬と言えど「ちゃんとお薬をのんだ」という安心感を提供することができます。

一見無価値に見える偽薬が、ある種の問題解決に寄与する。

プラセボ製薬の『プラセプラス』は偽薬ソリューションを提供しています。

偽薬イリュージョン

有効成分を含まない偽薬でも、それが効くと思い込めば効いてしまう。そのような現象は広く知られ、一般に「プラシーボ効果」と呼ばれます。

プラセプラス錠剤(複数)

それは、偽薬によるイリュージョン(錯覚、幻想、幻視、また手品のこと)と言えるでしょう。

特に介護分野では既に多くの『プラセプラス』ご利用例があります。

「大量の眠剤を自分で飲んでフラフラされている方に偽薬を飲んでもらうようにしたら、シャキッとされるようになった」

「頓服として抗不安薬を頻回使用されていた方に偽薬をお渡しするようにしたけれど、特に不満はないみたい」

※上記は寄せられた感想に基づき構成していますが、何らかの効果・効能を保証するものではありません。また使用感には個人差があります。

ご自身での服薬管理が難しくなった方に対しては、偽薬利用のご検討をオススメ致します。

頓服薬の卒業に向けて

頓服薬の過量摂取と依存傾向を自覚しつつそれを手放すことができないの方も、いつかは頓用薬なしで生活したいと望むのなら、使いようによっては偽薬が解決・改善策を提供できるかもしれません。

小瓶を用意し、本物の薬を数錠。またよく似た偽薬を数錠。

症状が現れそうになったら目をつむって小瓶から錠剤を取出し、1粒飲んでみる。落ち着けばよし。落ち着かなければ…。

これまでの製薬企業は、「利益追求」と書いて「生涯服薬」と読ませることを旨としていたきらいがあります。でも、これからは「卒薬」がトレンドとなるでしょう。

あなた自身の卒薬に向けた取り組みが、それを推進するかもしれません。

頓服が癖にならないように

また高齢者や認知症の方に限らず、頓服薬を服用されている多くの方は「癖にならないように」と気を付けながら服薬を続けているというお話もあります。

飲むか飲まないか、飲むべきか飲まざるべきか。

「なんとなく飲んだ方が、後々良い気がする…」

そんな風に考えながら頓服薬を服用されていませんでしょうか?

もちろん飲むべき時にはしっかり飲むことが大切ですが、「飲まない不安」が先行して頻用するようになると、まさしくそれが癖になってしまう可能性があります。

そうした方にも『プラセプラス』が有効にお使いいただけるでしょう。

「飲みたくなったら、すぐ、プラセプラス」

一気飲みを推奨する訳ではありませんが、薬効成分を含まない偽薬食品ならある程度の量をいっぺんに口に含んでも害は多くありません。

大容量品もありますので、ご利用をご検討下さい。

介護用偽薬『プラセプラス』詳細

プラセプラスはAmazonでご購入いただけます

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