【クスリスクに】薬の小道具としてプラシーボを使う【ご用心】

2014年7月18日 2016年9月9日

OZPA87_shinsatusuruisya20140321_e

photo by pakutaso.com

演劇やごっこ遊びにおいて、本物のクスリを用いることはリスクを伴います。「クスリスク」ってやつです(いや言わないです、たぶん)。偽薬、すなわちプラシーボを用いることでそのリスクをほぼ回避することができます。

錠剤(タブレット)タイプのプラシーボ

クスリを使ったあんなシーンやこんなシーン、どの商品を使うべきか悩む必要はもうありません。飲み過ぎたら体調がおかしくなるかも、錠菓(タブレット菓子、ラムネ菓子)のミント味や酸っぱさが口に合わないと言った心配も不要です。

刺激強めのタブレット菓子を飲み込んでみたら、喉に引っかかってむせちゃって、その後の演技やセリフが台無し…なんてことも避けられるはず。

少数が入用なら、PTPシート包装タイプがよいでしょう。

怪しげなビンに大量の錠剤を詰め込んでイッキ飲み…でも、できるだけ安全に!という要望なら、大容量パックをオススメします。

カプセルタイプのプラシーボをお求めなら

「プラセプラス」はタブレットタイプ(8 mm径の粒状)のプラシーボですが、カプセルタイプのプラシーボも販売されています。

『プラセボ屋、Placeboを買う。|プラセブログ』で紹介した海外の販売者からPTP包装の商品を購入することができます。

ただし、“見た目”がカプセルタイプのクスリに見えればよいのなら、薬局や通販等で購入が可能な空のカプセルを使用することができます。

もちろん、グラニュー糖などをカプセルに詰めて使用すると、ホンモノっぽい重みや重心のずれが再現されてさらにリアリティが追求できるかもしれません。

演出に合わせてご利用ください。

演技、その重要性

意識的か否かという違いはありますが、我々は日々「演技」をしながら日常生活を送っています。「自分」という名の役割を演じること。また、誰かに与えられた「自分以外」を演じること。そこに本質的な違いはありません。

しかし、慣れ親しんだ「自分」から離れることが難しい場合も往々にしてあるようです。

そこには、嘘を吐く自分が許せないという倫理的な観念があるのかもしれません。

プラセボ製薬株式会社の『プラセプラス』も、ただただ薬風の小道具として販売しているわけではありません。

介護という名の舞台では

『プラセプラス』を、「介護用偽薬」と称することがあります。実は、主な偽薬の使いどころは演劇業界ではなく、(現在のところ)介護業界に大きく広がっているためです。

どうしてでしょうか?

『薬を頻繁に飲みたがる認知症高齢者に服用してもらう偽薬として』といった記事でも紹介しているように、認知症の患者さんにおいてはクスリを飲んだことを忘れてしまい、何度も飲みたがる場合があります。

服薬管理の失敗が症状の悪化にもつながるため介護者さんは「もう飲みましたよ」などと正す必要がありますが、ご本人にとっては忘れてしまったことですので「まだ飲んでいないのに」となってしまいます。

そうした場合に、言葉を使ってさらなる説得を試みるのは得策ではありません。

「はい、どうぞ」

そう言いながら、しれっと偽薬をお渡し頂く。そうすると、その薬理学的効果ではなく心理学的に…と言えばよいでしょうか、飲んだことに安心される場合があるようです。

介護には、良かれ悪しかれ、演技や嘘が必要とされる場合がありますが、一般的の方ではそうした演技的な言葉遣いや表現を使うことを好まない方もおられます。

過去記事「パーソンセンタードケアと嘘や演技や偽薬を用いた介護について【アンケート】」で詳しく解説していますが、アンケートの結果によれば、介護未経験者の多くは嘘や演技を用いた介護ケアについて否定的な意見を抱いていますが、介護を経験するとその意見は反転します。

介護という名の舞台では、誰もが演技者となる…。

超高齢化と言われる日本社会において、介護実践者は増え続けるばかりです。そこには、日常性をまとったカジュアルな演技観が必要とされているのかもしれません。

(プロの)役者さんがテレビ画面上で、あるいは舞台やスクリーン上でしれっと別人格を演じていることを受け容れるが如く、自らの演技性に違和感を抱かない・ストレスを感じない。そんな介護演技論があれば、救われる人がいるように思われます。

介護用偽薬『プラセプラス』詳細

プラセプラスはAmazonでご購入いただけます

スポンサーリンク


関連記事


記事一覧
介護用偽薬『プラセプラス』詳細

スポンサーリンク