錠剤の薬が飲み込めない大人のための偽薬練習のススメ

2014年7月18日 2016年10月8日

クスリを一気に飲み込む男性

illustration by いらすとや

お薬を飲み込むのが得意な方もいれば、どうしても飲み込めない方もおられます。年齢にかかわらず、大人でも子供でも。

どうしても数多くの医薬品を服用しないといけない場合に一つ一つ慎重に飲み下す方法だと時間が掛かり過ぎる、大量の飲用水が必要になるけれど、いっぺんに飲み込むことが上手くできないと悩んでいる方も。

さて、どうしたものか?

根本的な解決策はあるけれど

薬がどうしても飲み込めない場合の根本的な解決策の一つは、「オレの人生に薬なんかいらねぇよ」とか「ワタシはクスリに手を出さない」といって、医薬品との付き合いを自ら断ってしまうことです。おくすりに頼らず生きていく覚悟を決めてしまえばクスリを飲み込むのが上手だろうが下手だろうが問題はありません。

しかしながら、現代社会は錠剤型・カプセル型の医薬品やサプリメントに満ち満ちており、おいそれと手を切ることができない状況にあると言えましょう。

さて、どうしたものか?

もしかすると、錠剤、玉薬、粒薬、カプセル剤が上手く飲み込めずに困っちゃう問題は「偽薬(ぎやく)」によって解消されるかもしれません。長いこと錠剤が上手く飲めないと悩み続けた大人(※)のあなたも、偽薬を用いた以下の方法で粒型の薬をうまく飲み込めるようになってみませんか。

※小さなお子さんが練習される場合、『幼児~小学生の子供が粒のお薬を上手く飲み込めない時の対処方法』をおすすめします。

偽薬を使った練習のススメ

プラシーボプラセボとも呼ばれる「偽薬」は、いわゆる「くすり」とは異なります。

「偽(にせ)」の漢字が頭についている通り、薬に見えるように製されていますが、実のところ薬効成分は一切含まれていません。そのため、過剰摂取による副作用の心配は全くありません。

一般的には新しい医薬品を開発する際の臨床試験で用いられますが、偽薬自体は医薬品ではなく食品の扱いとなるため、普通のご家庭で気軽にご使用いただけます。

もしお薬を飲む練習として使うなら、『プラセプラス』はいかがでしょうか?

プラセボ製薬の『プラセプラス』

『プラセプラス』は、有効成分を含まずお薬のかたちに似せたネットで買えるホンモノの偽薬です。繰り返しになりますが医薬品ではなく、食品です。上手く飲み込めず口に残ってしまっても変な味はしませんし(少し、甘い味がします)、砕いて小さくして飲ませていただいても構いません。噛み砕いてしまっても構わないのです。

プラセプラス錠剤(複数)

薬の中には舌の上で溶けて苦みを呈するものもありますが、『プラセプラス』ならその心配もありません。失敗してもあんまり困ったことにならないことは、失敗を恐れずチャレンジするのに必要なことです。どんどん失敗してみましょう!

にせぐすりである『プラセプラス』を使って味がほとんどしなくなるように飲めるまで練習すれば、本当のお薬をスルッと飲み込むことも難しくありません。

飲み込めない原因は?

さて翻って、どうして医薬品を上手く飲み込めないのかその原因を考えてみましょう。どうして薬だと上手くいかないのか?ご飯などは少々の塊でもスッと飲み込んでしまえるのに?

意識的に「飲み込む」ことの難しさ

食べ物を口に入れる→しばらく噛む→飲み込む、という一連の「食べる」という行為は、通常ですと特に引っかかることもなくほとんど無意識に進行します。

「嚥下機能(えんげ・きのう)」と呼ばれる、神経、筋肉、唾液を駆使してものを飲み込む協調作用は、ほとんど当たり前すぎて意識されることがありません。

しかし、一旦「飲み込む」という行為だけを取り出して実行しようとすると、中々上手くいかないことがあります。無意識に、反射的に行っていることを意識的に行うことは、実はとても難しいことなのです。

考えてみれば生まれて此の方、母乳と離乳食で過ごした期間を除けば、固形物を噛んで飲み込むことに慣れ親しむ長い期間を過ごしてきましたが、小さいながら堅い固形物をただ飲み込むことはあまり経験がありませんし、練習だってほとんどしたことがないはず。これでは巧くいかなくて当然なのかもしれませんね。

でも、大丈夫。『プラセプラス』で練習すれば、誰でもスルリと飲み込むことができるようになります。

また、錠剤を飲み込めない多数の方々が独自の手法を編み出しインターネット上で披露してくれています。いくつか紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

テクニカルな手法のあれこれ

錠剤が飲めない人に提案されるテクニカル(技巧的)な手法には以下のようなものがあります(参考:『錠剤が飲めません|発言小町|読売新聞』)。

  • 先に口に水を含んでおく
  • 多めの水で飲み込む
  • 錠剤をできるだけ舌の奥の方に載せる
  • 上を向いてあごを上げて飲み込む
  • オブラートや専用のゼリーで包んで飲み込む
  • ヨーグルトやプリンと一緒に飲み込む
  • バナナに埋めて、噛まないように一緒に食べる

などなど、色々とありますね。これらの方法でプラシーボ粒を飲み込めるようになればしめたものです。薬効成分のある錠剤だってきっと飲み込めるようになると思いますよ。

服薬ゼリー

服薬用のゼリーは通販でも、またご近所のドラッグストアなどでも購入することができます。

実際に購入して利用されている方の声などチェックしてみてはいかがでしょうか。Amazonカスタマーレビューの有用性たるや。

おくすり、こくり

「こくり」という喉元を過ぎ行く素敵な日本語の擬音・擬態表現があります。

「おくすりも、こくりと飲みこめたらいいのに…」

そんな期待に応えるアイデア商品があります。すでに過去の記事でも紹介しましたが、その名もずばり、『おくすりこくり』

錠剤の飲み込み易さにこだわった服薬介助コップです。Amazonでも買えますので、是非チェックしてみてください。

巧く飲み込むには「薬ではなく、水を飲む感覚でのむ」などちょいとコツが要りますが、上手くいけば本当にするりと入ってゆきます。

心理的な手法のあれこれ

錠剤が飲めない理由の一つに、心理的な抵抗感があります。飲まなきゃならないものだと頭では分かっているけれど、飲むものだとは身体が認識していない、みたいな。

医薬品に限らず栄養補給を目的としたサプリメントなどを飲みたいと思っても、錠剤・カプセルなどが上手く飲み込めなければ苦手意識が先行して飲むこと自体をストレスに感じてしまうことがあるようです。

心理的な障壁のため上記のようなテクニカルな手法ではどうしても対処しきれない場合には、すこし考え方を変える必要があるかもしれません。無意識的に行っている「飲み込む」という行為を、意識しながら行うことはやはり案外難しいものです。

しかし、できないはずはないのです。きっと薬を飲み込めないあなたも、食事中にはいろんなものを飲み込めているはずですだからです。

飲み込む経験値を高め、飲み込みレベルを上げ、飲み込マスターを目指して「錠剤のおくすりが飲めない!」を克服しましょう。

目指せ、飲み込マスター!

お薬を飲み込むことが苦手なあなたでも、きっと水やお茶やその他の飲み物なら容易く飲み込むことができるはず。まずはそこから確認しましょう。

うん、飲める。

次に、『プラセプラス』一粒を砕いた小さな破片を飲めることを確認してください。小さな小さな破片で構いません。

うん、飲めた。となれば、次はもう少し大きいもの、もう少し大きいもの、とハードルを上げてみてください。

どこかで引っ掛かりを覚えたら、その日の練習は終了。あくる日はまたスルリと飲めるくらい小さなものから始めて徐々に大きくしてみましょう。

継続は力なり。このプラシーボを用いた練習により「飲めない」の思い込みも雲散霧消、きっと一粒丸々飲めるようになると思います。

30粒、約1ヶ月であなたもお薬飲める人に?

カプセルの練習なら

「錠剤はのめる、なんとかね。でもカプセル、お前は無理だ!」

カプセルが舌や口蓋やのどに引っ付く感じがして飲み込めない方もたくさんいらっしゃいます。そんな方向けに(?)カラのカプセルが市販されているので、こちらを練習用としてお使いください。

各種サイズが揃っていますので、段々大きなものにチャレンジすることも可能。

「号」の数が大きいほどカプセル自体の大きさは小さくなるので、5号くらいから始めて最終的には特大の「00号」制覇を目指し…。

飲めるか飲めないかは、思い込み次第?

日常生活(呼吸をする・食事をする)を支障なく送れている方が薬を上手に飲み込めないのは、「喉が物理的に狭くって…」などの理由よりも精神的な理由が大きいように思われます。

プラシーボ効果じゃありませんが、思い込みって実は大切。

飲み込めるようになるために、飲み込めるのだと思い込む。

鶏が先か卵が先かの議論のよう答えの出ない問いのように思われますが、あなたが積極的に変わろうとするならば、行動とともに思い込み(自己認識)すら変えられるものです。

プラシーボなどを上手く利用しつつ、悩みの克服に一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

卒薬(そつやく)、減薬の心掛け

冒頭の繰り返しになりますが、苦手な事柄を遠ざけて過ごす人生も悪くはありません。根本的な解決策として飲めない剤型のもの(錠剤、粉薬、水薬、その他)とは縁を切ってしまうえばよい。飲めないのだから、私の人生には必要ないものだと開き直ってしまいましょう。

自らの選択に自ら責任を負う覚悟さえあれば、人生は至って自由です。

飲み薬との良きお付き合いを

服薬を卒業する「卒薬」を…とはいっても中々難しい場合には、薬を一切やめてしまうのではなく、「減薬」を考慮してみてはいかがでしょうか。

製薬企業は服薬コンプライアンス(服薬規定の遵守)向上のために服用回数を少なくする徐放剤や複数成分の配合剤を開発するなど様々な施策を講じています。

また、持病をいくつも抱えている高齢者の場合などで、薬効が重複している複数の医薬品が処方されていたという例もあるようです。飲むべき薬の数があまりに多い場合は掛かりつけの医師や薬剤師に「薬の数を減らしたいのだけれど?」と相談してみましょう。

苦手な薬を頑張って飲む方法を考えるのではなく、「できるだけ薬を飲まない」を実践するのが良き患者のあり方になるとプラセボ製薬では信じています。

介護用偽薬『プラセプラス』詳細

プラセプラスはAmazonでご購入いただけます

スポンサーリンク


関連記事


記事一覧
介護用偽薬『プラセプラス』詳細

スポンサーリンク