眠前薬として用いる眠剤の内服量を減らしたい方の疑似薬として

2015年11月6日 ---

寝る直前、または就寝の30分~1時間前に服用する薬を「眠前薬(みんぜんやく)」と言います。

ドイツ語では「vor dem schlafen」と言うため、医師や看護師、介護士などの専門家が見る資料中には「vds」と略記されたり、専門用語として「vs」と呼称されることも。

就寝前の内服を指示される代表的な眠前薬としては、スムーズな寝入りをサポートする睡眠導入剤(眠剤)があります。

就寝の30分前に服用し、眠気を感じだしたら寝床に入り就寝姿勢を取る。グッバイ、現世。ハロー、夢の世界。

ただ、飲み過ぎてしまいやすいのもまた眠前薬の特徴と言えるでしょう。サヨナラしたい現世の迷い悩みに囚われ、布団の中でもだえ苦しむあの否な感じを何とか宥めすかしたいとの願いが、素人判断で眠剤を増量させてしまいます。

日中も眠気が持続する時

眠い。とにかく眠い。眠る前に睡眠薬を飲んで、すっきり熟眠とはいかずともそれなりに寝た実感はあって。でも、日中眠すぎるほど眠くてたまらない!

という悩みがあります。昼間の眠気で活動意欲が落ちる。

ずいぶん長いこと不眠状態にあり、精神活動が低下し、うつ気味の重たい頭を引きずって生活するよりは幾分マシなようにも思われますが、悩みは悩み。

不快症状に対症療法薬を当て込む“足し算療法”を延々続けるより、治療の進展とともに減薬を目指す“引き算療法”が解決へと導いてくれるかもしれません。

減薬に伴う行動様式の変化に注意!

「眠前薬を飲み過ぎている」という自覚、実感があれば「じゃあクスリを減らしてみよう」という発想にはいきつきやすいでしょう。またかかりつけの医師から「寝る前の薬、ちょっと飲み過ぎてるね」などと指摘されれば「減らして様子みてみようか」という指示にも従いやすいと思われます。

ただし、ここに一点注意があります。

それは、これまでに飲んでいた量を減らすことが、効果の減弱を想起させてしまう可能性があることです。とあるプラシーボ効果の研究によれば「飲む錠剤の数が多いほどプラシーボ効果が高まる」とされていますので、その逆が起こるわけです。

そもそも飲み過ぎとされた睡眠薬は、必要があったから増量したはず。それが減るとなれば、効かないかもしれない不安が一層高まります。

「飲む」と「飲まない」。この全く違う2つの行動様式は、変化に伴う心理的ショックも相応に大きいように思われます。

偽薬を用いるなら

減薬を試みる際、第一に考えるべきことは、急激な変化を避けることです。

眠る前に4錠の薬を飲んでいるのなら、一気に1錠にするのではなく、まずは3錠に減らしてみること。それに慣れたら、次は2錠へ。またしばらくして1錠へ。

そのような段階的ステップを踏むことが必要でしょう。医薬品成分の急速な減少による退薬現象だけでなく、心理的な反跳性不眠にも注意が必要だからです。

ここに、有効成分を含まず、形だけホンモノに似せた偽薬(ぎやく)を導入すればどうでしょうか?

「飲む」から「飲まない」への変化より、「実薬を飲む」から「偽薬を飲む」への変化の方が、ショックは和らぐ。そんな風に考えることができます。

※当記事は自己判断での減薬をオススメするものではありません。服薬について不安のある場合、まずはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

介護現場でも問題となる眠前薬の扱い

高齢者は薬の排泄が遅くなりがちで、薬剤の効果が持続しやすい傾向があります。また眠剤に限っては、認知機能の低下や足元のふらつきからくる転倒リスクを高める可能性がありますので、眠前薬の内服は慎重が期されます。

また、一度飲んだのにそれを失念してしまい、なんども眠前薬を飲みたがる場合も。訴えの度に既に飲んだことを納得してもらうよう努めたり、上記副作用に注意を払いつつ屯用の睡眠薬を用いるのも一つの手ではありますが、ここでも偽薬を用いることが可能です。

配薬時間、処方外服薬…

インターネット上の匿名掲示板等では、介護施設の内情が質問や意見交換という体で詳細に記される場合があります。

介護職員都合で眠前薬の配薬時間が早め(食後)に設定されていたり、薬剤管理の不備で処方薬を別の利用者さんに使いまわしたり…。

施設ごとの事情や慣例があり、また利用者さんの便宜を図る工夫として結果的に規則に反していたりして、個別の対応について善悪を判断する立場にありませんが、法律を振りかざして弾劾することが解決にはつながらないであろうとは思われます。

難しいですね。

これが家庭内での家族介護となると、服薬基準の判断はもう手のつけようがないというか何というか…。

「飲みたがらない、服薬拒否」 → 飲ませないでOK
「飲みたがる、過剰摂取」 → 偽薬対応

処方箋外の事象に対してこれくらいシンプルに対応できれば良いのですけれども、おそらく一般化は不可能だろうと思われます。

老人医学、高齢者医療の目標

お年寄りを特定の対象とする老人医学の目標が「長生き」出会った時代は過去になりつつあります。死を避けることが、必ずしも本人の、また周囲の人生を豊かにしない。

では、高齢者医療の“とりあえず”の目標はどこに設定すべきでしょうか?

とりあえず、薬を卒業すること。「卒薬(そつやく)」が良いのかもしれません。現状、本人を除いては誰の利益にもならないこの「卒薬」が、本人にとっては望むべき状態となる。

資本主義社会において利益は事業の継続に必要不可欠です。従って、本人にとっての心理的価値という利益しか生まないこの事業に、継続性はありません。

これを解決する手段として資本主義の論理を組み込むか、それを超える何かを見出すか。答えを誰も知らないことは、あるいは希望があることの証左かもしれません。

介護でも用いられる偽薬

話が大きく逸れてしまいました。

プラセボ製薬の『プラセプラス』は介護用偽薬として既に活用されています。もし「眠前薬の飲みたがり」や「眠前薬の飲み過ぎ」でお困りでしたら、一度『プラセプラス』の利用をご検討下さい。

また眠前薬を飲み過ぎている自覚があり、減薬の意志があるならば、偽薬がお役に立てるかもしれません。ぜひ一度、医師や薬剤師にご相談ください。

※なお『プラセプラス』は食品であり、医薬品ではありません。ご購入・ご利用に際して医師、薬剤師へのご相談は必須ではありませんが、「減薬」の用途に限ってはご相談をオススメします。

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