映画『プラシーボ』(遠藤一平監督、2016)、そのあらましに迫る

2016年11月4日 2018年5月31日

2016年10月、ツイッターやインスタグラムにて下記の写真が共有されていました。

どうやら、『プラシーボ』というタイトルの映画が公開されるようです。

映画『プラシーボ』

遠藤一平監督の作品『プラシーボ』。

Wikipediaに遠藤監督個人のページがあり、2014年から制作がスタートしていたと思しき記載があります。

2014年 仮題「プラシーボ」辻元舞 原雅 渋江譲二 渡辺奈緒子 舩木壱輝 ダンカン 高野人母美 間宮夕貴 いしだ壱成 朝丘雪路

Twitter

またツイッター上でも情報を公開されているようです(@endoippei)。

動画は数分間のみですが、監督自身が呟く「やってはいけないファンタジー」感をひしひしと感じとることができます。

2016年11月12日@ユナイテッドシネマ豊洲

東京都江東区にある三井ショッピングパーク・アーバンドックららぽーと豊洲内の「ユナイテッドシネマ豊洲」にて、先行上映のお知らせ。

第3回新人監督映画祭のプレミア招聘部門として、11月12日(土)に先行上映されるようです。開場は16:00。上映時間は208分(3時間28分)の長丁場になるようです。

新人監督映画祭の詳細

出演者(一部)

主演:辻本舞

映画『プラシーボ』は、モデルの辻本舞さんが主演。

助演

原雅さん北川瞬さんといった俳優さんが出演されるようです。

北川瞬さんのブログ記事「PLACEBO+HAPPY WEDDING」(2016.11.2)には、その他の出演者が掲載されたポスターも掲示されています。

映画『プラシーボ』フライヤー表面

また、ポスター裏面には映画の詳細を記す文章があるのですが…

映画『プラシーボ』フライヤー裏面

事故でダンサーになることを諦めた蒼子(辻本舞)は統合失調症となった恋人の健太(原雅)を献身的に支えながら、昼は会社員として、夜はデートクラブで働きながら、都会の片隅でひっそりと暮らしていた。

そんな中、日本を再び大地震が襲う。

健太は、精神病院で親の遺産で放蕩の限りを尽くす狂気の発明家であり、テロリストでもある保岡(渋江譲二)と出会い、彼が率いるカルト集団アモクに巻き込まれていく。

一方、蒼子は、故郷の自然からの虫のしらせに導かれ、震災で破壊された故郷へと帰って行く。こうして蒼子と健太は、夢とも現実ともつかない非日常の世界に誘われるように、各々の冒険を始めるのだった。

蒼子は故郷の自然の中で、汚染された故郷の大地と海が再生していることを悟り、希望を取り戻す。一方、健太は旅の過程で、蒼子のデートクラブの客でも会った、謎めいた青年ジュンジ(北川瞬)、そして過去に蒼子の命を救った類人猿シバゴンとの出会いを経て、蒼子という存在を再認識していく。

旅を終えた二人は東京で再会を果たすのだが…。

る、類人猿…?

また撮影の背景として以下のような説明文が付されています。

東日本大震災は日本人の心に大きな動揺をもたらした。

「プラシーボ」は日本人の混沌とした心の内をファンタジーの形をとりながら、大胆にカリカチュアライズした映像詩だ。

撮影されたのは 2014 年、まだ自身の傷跡が残る福島県の原発 10km 圏内で刊行された。映画に登場する冨岡駅は、現在では放射能を除染した土の袋で埋め尽くされ、海岸には巨大な防波堤が建設されている。

美しい海岸線はもう、映像の中でしか見ることはできない…

公式サイト

2016年11月4日現在は未だ準備中のようですが、制作会社「株式会社ファインインターナショナルプロダクツ」に公式ウェブサイトがありました。

【映画】プラシーボ

チラシやポスター、上記説明分はこちらのウェブサイトでも読むことができます。

今後の上映予定などもアップロードされるものと思われますので、気になる方はチェックしてみてください。

また遠藤監督のTwitterアカウント(@endoippei)でも、情報が共有されると思いますので是非。過去のツイートを見ると、2014年の撮影から2016年の公開まで紆余紆余曲折あったような…。

追記:公式ツイッターアカウント

映画『プラシーボ』公式Twitterアカウント(@Movie_Placebo)も作成されたようです。

最新情報はこちらから!

題名が意味するところ

さて、当映画のタイトルが「プラシーボ」だったことで興味を持ち、採り上げてみましたが、如何せんどのような映画なのか観てみないことには分かりません。

監督の言う「統合失調症vs国家」に「プラシーボ」がどう関わるのか。「プラシーボ」が偽薬として登場するのか、何らかのメタファーとして題名に付されたのか。

これはもう、観てみるしか。

その他の映画『Placebo』

今回紹介した作品とは直接関係がありませんが、海外においても『Placebo(プラシーボ)』と題する映画が公開されていました。

(一部の)表現者の想像力を掻き立てる不思議な魅力がプラシーボにはあるのかもしれません。

遠藤監督の映画『プラシーボ』に感化されたら、次はこちらも。

一般公開は2017年春の予定

映画『プラシーボ』で脚本を担当された佐々木一郎さんからご連絡をいただきました!

「一般公開は来年(2017年)の春」ということで、東京豊洲の先行上映に参加できない方は来春までしばし。

遠藤一平監督からもご連絡頂きました!

映画「プラシーボ」に関しては今後もブログ、SNS等で紹介させていただきます。

追記(2016.11.14)

先行上映会は大変盛況だったそうですよ!

遠藤監督の「劇場公開時には完璧にします」宣言。

大いに期待しましょう!

追々記(2018.5.31)

2018年4月27日にアルツハイマー型認知症のため亡くなられた女優・朝丘雪路さん。

本記事で紹介した映画『プラシーボ』が遺作となってしまったそうで、『女性自身』が2018年5月31日に記事にしています。

朝丘雪路さん遺作がお蔵入り プロデューサー失踪で公開できず

是非映画を見てみたいと思うファンの方も多いのではないでしょうか。これを機に、という言い方が妥当か否かわかりませんが、広く鑑賞できる体制が整えばと願うばかりです。

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