プラセボとジョジョが育む奇妙な健康観

プラセボは「概念にカタチを与える」というやり方で世界を変える。

この考えはプラセボ製薬オリジナルのアイデアであると信じていました。

しかし、違っていたのですね。

実に意外なところからこの考えを教わっていたようです。

『ジョジョの奇妙な冒険』はお好き?

『ジョジョの奇妙な冒険』は荒木飛呂彦先生により描かれるマンガであり、それを原作としてアニメ化されるなど非常に人気のある作品です。

マンガ作品は複数のシリーズ(2014年現在、Part 8が連載中)からなり、ジョジョ好きたちにとってどのシリーズが一番面白いかを議論することは至上の幸福となっています(たぶん)。

中でも「スタンド」と呼ばれる、超能力を具現化したような存在が初めて現れる第3部は『ジョジョの奇妙な冒険』を読んだことの無い人が初めて読む作品として薦められることが多いようです。

スタンドが表現するもの

『ジョジョの奇妙な冒険』第3部、文庫版に記載された荒木飛呂彦先生のあとがきを見てみると、このようなことが書いてありました

精神力の具現化、というアイデア

スタンドは、その人が持つ精神力といった概念に形を与えることを考えているうちに思いついた。受け入れられるかどうかは分からなかったけれど、編集者の後押しを受けて、自分の好きなものを描くことにした。

といった趣旨の記載(※手元に資料がないため、不完全な引用となっています)。

「あぁ、これか」と。

「これが元ネタか」と。

健康とは、スタンド?

プラセボはスタンドと同じように、概念に形を与えます。

また、当社が考える健康観もスタンドに近いのではないかと。

『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のストーリー上、スタンドはそのスタンドを持つ人間の自己認識により大きくなったり小さくなったり、強くなったり弱くなったりします。

またスタンドが傷つくと、それを持つ本人も傷ついてしまうようにできています。

我々の健康もこれと似たようなところがあり、自己認識によって我々自身の健康に対する見方(健康観)は容易に変化してしまいます。

また「要精密検査」など権威ある医療機関が発する言葉によって健康観が傷つけられてしまうと、その不安そのものが健康を害する要因になってしまうこともあります。

承太郎のように、いつでも自信たっぷりに振舞うことは容易ではありません。

自身を育む健康観

しかし、健やかな健康観を育むうえで私たちにできること、しなければならないことはたった一つしかありません。

それは、「自分の身体とその健康に自信を持つこと」です。

もしプラセボがその一助となるならうれしく思います。