錠剤服用コップ『おくすりこくり』で子供も大人も高齢者も楽々服薬習慣!

『おくすりこくり』をご存知でしょうか?

以前、NHKの朝の番組『おはよう日本』でも紹介されたので知っている方も多いかもしれませんね。

“おくすりこくり”の名前が示す通り、お薬を こくり と飲み下すための便利グッズです。商品説明書には「錠剤服用コップ」と書かれていますが、錠剤(玉薬、粒薬)だけでなくカプセル剤でももちろん使用可能です。

錠剤が飲めない!悩み

粉薬が飲めない方、とっても多いですね。口に入れたまま水で流そうとしても残っちゃう。口に入れた瞬間、むせて吹き出してしまう。

粉薬や顆粒剤が大好きな方がいる一方、上手く飲み込めない方があまりにも多いため、製薬企業が製品開発の際に敢えて粉薬や顆粒の剤型を選択することはほとんどありません。

一般的には、錠剤やカプセル剤が選ばれることになります。多くの人が飲みやすいように。

しかし、当然ながら(?)錠剤やカプセル剤、医薬品と同じような形をしたサプリメントを上手く飲み込めない大人も子どもも多くいて、インターネット上では盛んに解決策が議論されています。

もし「薬なんていらねぇや!」と開き直ってしまえれば上手く飲み込めない悩みなんて一発で解消してしまいますが、現代社会ではそれも難しいのかもしれません。

高齢者の服薬困難問題

人は誰でも年を取り、これまで簡単に出来ていたことも次第にできなくなってきます。

「薬を飲み込む」という動作もその一つ。

包装から薬を取出し、口に入れ、水と一緒に飲み込む。一見簡単に見えるこうした動作も、手の細かい動きや神経&筋肉の連携による精密な作業です。

PTP包装からプチッと押し出そうとしてもなかなか出てこない、出てきたと思ったらコロコロと転げ落ちて…

口に入れようとしたらポロッと落としちゃって見つからない…

水と一緒に飲み込もうとするのに、ずっと舌の上に乗っかったまま溶けだした…

そうした悩みが、自力で生活を営む高齢者が服薬コンプライアンスを守れない原因になっていました。

おくすりこくり、という解決策

『おくすりこくり』は、そんな困難を解消するために開発された便利グッズです。

おくすりこくりの中身

『おくすりこくり』の内容は、プラスチック・コップと専用の受け皿(錠剤ポケット)のセットです。

こんな感じで重ねてセットして使用します。

カップ自体は何でもよい気もしますが、「こくり」と飲み込むために慎重に丁度いい感じに設計されているため、別のカップや紙コップなどを使用した場合はうまく飲み込めないかもしれません。

素直に付属のコップを使用しましょう。

おくすりこくりと錠剤とカプセルと

お薬を専用の受け皿の写真の部分に入れます。入れられる数に限界はありますが1個1個飲んでも良し、慣れてくればごちゃ混ぜで一気に飲み込んでも良し、使い方は自由です。

受け皿には飲用水を入れるための穴が開いていますので、そこから水を加えます。

実際に飲んでみた

実際に飲んでみたので、正直に感想を述べましょう。

意識し過ぎると、動作がぎこちなくなって飲み込みにくい!

「上手く飲もう、上手く飲もう」と考えすぎると、かえって飲みにくくなってしまうみたいです。

2~3回練習してみたところ、「薬じゃなくって、その先にある水を、水だけを飲み込むんや!」と意識することで簡単に飲み込めるようになりました。

練習と慣れが必要みたい。

それでも一度上手く飲み込むコツをつかんでしまえば、飲み込んだと思った錠剤が口から出てコップの底に残ってた!なんてことや、カプセルがカップの壁面にへばりついて飲めていない!何てこともなく、「こくり」と飲み下せてしまいます。

やったね!

子どもも大人も高齢者も

錠剤を飲み込めない悩みは高齢者や小さい子供に限ったことではありません。「20歳をすぎて、未だに粒のクスリがちゃんとのみこめない…」と悩んでいる方も結構おられます(本当に)。

是非一度、『おくすりこくり』を試してみてはいかがでしょうか?

amazonや楽天、Yahoo!ショッピングではまだ見当たりませんが、独自のECサイトにおけるネット通販と、一部の東急ハンズで販売されているみたいです。

Amazonで販売開始!(2016年9月追記)

『おくすりこくり』がいつの間にかパワーアップしてました。

取っ手がついてさらに使いやすく。また抗菌仕様でフタまでついて、大幅な利便性向上が図られています。

薬の飲み込みに何を感じておられる方は是非お使いください。