反プラシーボ効果とは?

2014年9月22日 2014年12月22日

反プラシーボ効果(反偽薬効果、anti placebo effect)

薬効成分を含まない偽薬、あるいはただ皮膚を切って閉じ合せただけの偽手術など、有効ではないと考えられる医療行為でも実際に効果を示す場合があり、これを「プラシーボ効果」と呼びます。

プラシーボ効果の存在を信じるのであれば、「有効でないものは、人体にとって益にも害にもならない」という薬理学の常識は否定されなければなりません。

「有効ではないと考えられるものでも、人体にとって益にも害にもなり得る」

プラシーボ効果が害になる時、これを「反プラシーボ効果(はん-)」や「逆プラシーボ効果(ぎゃく-)」と呼ぶことがあります。これらの害を為す効果は科学研究の対象となり、現在ではその存在が広く認められたことから「ノシーボ効果(ノセボ効果)」という固有の名前が与えられています。

関連語:逆プラシーボ効果
同義語:ノシーボ効果
対義語:プラシーボ効果

接頭辞・形容詞が消えるとき

言葉の成り立ちを考える上で、その言葉を構成する要素ごとに分解してみることは非常に有効です。

反プラシーボ効果 = 反(接頭辞) + プラシーボ効果(名詞)
逆プラシーボ効果 = 逆(接頭辞) + プラシーボ効果(名詞)
悪いプラシーボ効果 = 悪い(形容詞) + プラシーボ効果(名詞)

表現したい言葉を、広く知られた名詞(上記の例ですと、「プラシーボ効果」)に修飾を施す形で組み立てる。新たな表現の多くはこのようにして創られていきます。

しかし当の表現したい言葉が広く知られるようになると、修飾を施すというまどろっこしい方式は打ち捨てられ、全く別の名詞が新規概念として切り出されることになります。

今回の例で言えば、「ノシーボ効果」がそれに当たります。言葉として新たに切り出された概念はその存在を確立し、さらに広く使われるようになる → 存在感を増す → より使われる → …、というポジティブ・フィードバックループに組み込まれ一般化されていきます。

人の一生と比較すると、言葉のライフサイクルはかなり短い場合と比較的長い場合があります。ナウいチョベリグな言葉たちもいつしか消え、新たにじぇじぇじぇな流行語が生み出されたり。「ノシーボ効果」のようにゆるゆるとその認知度を増しながら長生きをはかる言葉があったり。

1961年に英語に導入されたという「ノシーボ効果」を覚えるのはいつなっしー?

今でしょ!

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