疑似薬/擬似薬とは?

2014年9月5日 2014年12月22日

疑似薬/擬似薬(false drug)

疑似薬/擬似薬(ぎじやく)はいずれも、本物の薬に似せて製した薬のこと。

「偽薬(ぎやく)」の異表記として使用されることがある。

同義語:偽薬擬薬
関連語:疑薬

疑似であることの利点

疑似薬、疑似餌(ぎじえ、ルアー)、疑似恋愛…。“疑似”が付く言葉は、疑似であること(本物ではないこと)そのものが利点となっています。

しかしよくよく考えてみれば、“疑似”を利用する人には、“疑似”をホンモノだと思い込ませる対象が必要なようです。釣り人の使う疑似餌は、魚にとってはホンモノでなければならないように。キャバクラ嬢にとっての疑似恋愛は、お客さんにとってはホンモノだと感じられなければならないように…。

“疑似”は使われる人と使われる対象がいて、真実と虚構の境界を曖昧にさせるものかもしれません。

では、疑似薬の場合はどうでしょうか?

疑似薬の場合

疑似薬もまた、製薬企業や医師によって使用され、被験者(患者)にホンモノであると思い込ませることにその価値があります。ある薬をホンモノであると公的に認めさせるには、ニセモノもホンモノに見せかけた上で両者を比較し、ホンモノの方がより効果が勝っていることを証明すればよいからです。

しかし近年、新たな薬と疑似薬とを比較した際に両者の効果に違いが見出せないケースが増えています。ホンモノの真実性を証明しようとしたのに、ホンモノの虚構性が示されてしまった…。多額の研究開発費を投じた製薬企業にとってこれは悲劇以外の何物でもありません。

ただ注意しなければならないのは、「ホンモノと疑似の差が見られなかっただけで、疑似薬が効かなかったわけではない」ということです。この疑似薬の効果はプラシーボ効果として一般化され、広く知られています。だとすれば上記の現象は、虚構だと思われていた疑似薬の真実性を逆に示していると言えるのではないでしょうか?

真実だと思われていたものが虚構となり、虚構が真実となる。疑似薬は他の“疑似”よりもさらに強くその境界を曖昧模糊なものとしているようです。

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