擬薬・模擬薬とは?

2014年9月5日 2015年12月17日

擬薬(imitation drug)

薬に擬したもの。薬に見立てたもの。薬に似せたもの。

「擬薬」は「偽薬」と【ぎやく】の項目に併記されることもありますが、その漢字の意味を深読みすれば、それぞれに少しずつ違った顔があるように思われます。

偽薬と擬薬

「擬薬」という言葉は「偽薬」ほどには使われておりませんが、もともとあまり良くない意味でつかわれていた「偽薬(=ニセの薬)」よりは「擬薬(=薬に似せたもの)」の方が適切かもしれません。

関連語:偽薬疑似薬疑薬

模擬薬

また、「擬薬」をより丁寧に「模擬薬(もぎやく)」と表記する場合がります。

国語辞典などに記載される「模擬」の意味は「本物や実際の場合と同じようにすること」などとされ、行動について付される言葉のようです。

模擬試験、模擬実験、模擬店。

こうした「模擬」の付く言葉は、嘘や偽りなどマイナスのイメージを含まないニュートラルな語感を伴っている点で「偽」のつく言葉とは区別されるのかもしれません。

選抜の目的はなくとも、本番に備えて真剣に行う模擬試験。

実地での実験が難しいため、コンピュータなどでシミュレーションを行う模擬実験。

一時的な必要のために簡易な店舗をこしらえて飲食物等を提供する模擬店。

どれもこれも、社会的に認められた存在であるように思われます。

偽薬はまだ怪しさを纏っている

偽薬はその見た目のあやしさ、いかがわしさから、役割を知らない人や初めてその名を聞く人には否定的なイメージを想起させるようです。

プラセボ製薬ではこのイメージ向上をはかりたいと考えていますが、その具体策の一つとして表記を「擬薬」あるいは「模擬薬」とすることが選択肢に入っています。

ただ、「偽薬」はそれなりに知名度のある人口に膾炙した表現ですので、実現は難しいのかなとも。

介護用偽薬『プラセプラス』詳細

プラセプラスはAmazonでご購入いただけます

スポンサーリンク


関連記事


索引へ戻る
介護用偽薬『プラセプラス』詳細

スポンサーリンク