低用量ピル(経口避妊薬)に付属するプラシーボ錠とは?

2014年8月18日 2014年12月11日

避妊を目的とした女性用の医薬品として、低用量ピルがあります。低用量ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれており、月経周期に従って低用量ピルを服用することで高い避妊効果を発揮すると言われています。

低用量ピルの避妊効果は服用法を正しく守ったときにだけ得られます

医薬品を服用する際には服用者自身も注意して用法・用量を守ることが求められていますが、それを実行することは簡単ではありません。飲み忘れたり、過剰に飲んでいたりといったことは頻繁に起こっています(興味がおありでしたら「服薬コンプライアンス」、「アドヒアランス」で検索してみてください)。

医薬品の飲み忘れや過剰摂取が人体に及ぼす影響は、個々の医薬品によって異なります。ある場合には、それほど大きな影響がない場合もあるでしょう。しかし、たった1度の飲み忘れが服用者の人生に重大な影響を及ぼす場合があります。

低用量ピルを服用する主な目的は、避妊(妊娠を避けること)です。低用量ピルによる避妊効果は、適切な用法・用量で服用した場合にのみ得られます。もし用法・用量が守られなければ、思わぬタイミングで妊娠してしまう可能性があります。

飲み忘れを防ぐためのプラシーボ錠

ピルは飲む期間とタイミングがきっちりと決められた医薬品です。また、薬を飲まない期間(休薬期間)も設定されています。

休薬期間は7日間あり、その間は「薬を飲まない」を正しく行う必要があります。ただし「薬を飲まない」を行為として実践することはできませんので、実際には「何もしない」ことになります。この「何もしない」期間は正確に7日間でなければなりません。しかし、よほど注意深い人でなければ「何もしない」7日間は、「今日、何日目だっけ?」の7日間になってしまうでしょう。そうなれば、ピルを飲み忘れるなど困った事態になってしまいます。

これを避けるため、ピルには「薬効成分は含まれていないけれど、飲み忘れを防ぐための錠剤」すなわちプラシーボ(偽薬)が付属している場合があります(※ない場合もあります)。プラシーボがあれば「薬を飲まない」行為を「1日1錠ずつ、7日間に渡りプラシーボを飲む」という行為に置き換えて実施することができます。

飲み忘れを防ぐためのプラシーボは成分を含む錠剤と色や大きさが違うため、はっきりプラシーボと分かるように作られているようです。


21錠タイプ:プラシーボなし
28錠タイプ:プラシーボあり

ピルの使用に関する注意点

本記事は、ピルに付属する“プラシーボ錠”に関する情報提供のみを目的としております。実際にピルを使用される際には、医師や薬剤師に相談したり、より詳しい情報を掲載しているWebサイト等を参照して正確な知識を得ることを心掛けてください。

関連リンク

介護用偽薬『プラセプラス』詳細

プラセプラスはAmazonでご購入いただけます

スポンサーリンク


関連記事


索引へ戻る
介護用偽薬『プラセプラス』詳細

スポンサーリンク