タグ別アーカイブ: 健康観

偽薬だと知らされていても慢性腰痛が軽減!プラシーボ効果新知見【論文紹介】

PiPSプレスリリース テッド・ケプチャック博士率いるプラシーボ効果研究機関PiPSおよび共同研究者が2016年10月に「Pain」誌上で公表した結果が話題に。曰く、偽薬であると知らされたうえでそれを服用しても、慢性腰痛の辛い症状が軽減したとのこと。IBS(過敏性腸症候群)研究でも示唆されたオープンラベル・プラセボの効果。今後益々の注目必至!
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アルコールは身体に毒?酔い・頻尿・体温上昇の生理学的メカニズム仮説

缶ビールに酔う男 お酒に溺れさえしなければ酔っ払いの快楽に勝るものなし?科学的機構は語り尽くされたので、ここでは物語を。酒が害をなす毒であるなら、積極的に分解・排泄しようとする各臓器の働きは一つのストーリーを描くはず。顔や肌が紅潮して赤くなり、おしっこ我慢でトイレの行列待ち、気分高揚から吐き気まで一貫したほろ酔い・酩酊・泥酔の物語を。
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ドライマウス・口臭・虫歯予防にも!唾液分泌量を増やす改善実験

お口の中は健康ですか? 唾液(だえき)、唾(つば/つばき)。これらを日常的に意識することはあまりありません。勝手に出てきて、勝手にどこかへ行ってしまうものだからです。しかし、分泌が少なくなると意外と厄介なのがこの唾液。ドライマウス・口臭・虫歯だけでなく全身の健康ともかかわりのある、あなたの唾液分泌力をプラシーボで測定してみませんか?
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『からだのひみつ』と進化論で説明がつくかもしれない死や老化という生命現象

ひみつのヒミツ 複雑系を基礎とする生命システムを論理的に説明し切ることが不可能ならば、科学的な正しさ以外の価値基準を持ち出して説明に納得することを考えるべきかも?候補の一つは「自分の身体に自信を持てる説明をより良いものとする」基準。その価値を活かすため死を前提とした身体言語の開発を試みる整体師と作家の対談本をば読んでみん。
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薬を飲み過ぎて「薬漬け」になる日本人、薬を使わず「不安商法」で応戦する薬剤師

難しい選択 宇多川久美子さんのベストセラー『薬剤師は薬を飲まない』は未読ながら近著『日本人はなぜ、「薬」を飲み過ぎるのか?薬では病気が治らない本当の理由!』を読んでみました。医薬品業界の恐ろしいほど洗練され、ある場合には害のあるマーケティング手法を知り不安を覚えた著者は、副作用覚悟で同じ武器を手に取り戦うことを選んだようです。
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「平均への回帰」への還元論はプラシーボ効果を統計学的に減弱させないないない

平均以上の成果 プラシーボ効果など存在しないという過激な主張が力をもつことは稀ですが、「実はそんなに強くない、いやむしろ弱い」という主張が度々なされます。それもそのはず。プラシーボ効果とは説明不可能性にその本質がある言葉・概念ですので、説明できる部分が増えることと効果の減弱はイコールだからです。因果論を前提とする科学の限界はいずこ?
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エンディングノート・終活本に書いておきたい医薬品を卒業する日のこと

灯篭流し 人生を考える上で、自らの死を見つめてみることが重要な意義を持つ場合があります。エンディングや終活などの流行り言葉に終わらせることなく実施すれば、無用な混乱を現世に巻き起こすことなくただあの世へと立ち去ることも可能かもしれません。できれば不要なものは捨てて、身軽に…。飲み過ぎの薬もやめられる、そんな卒薬のススメ。
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風邪を早く治すために汗を大量にかく民間療法は間違い?自然治癒力を信じて

風邪ひきさん 風邪に効果的とされる発汗療法は身体自身が持つ価値基準に反し、体温調節作用を狂わせると批判されます。風邪薬などの対症療法薬もまた、かぜには効かないと言われます。では、何をすべきなのか?実のところ、「何もしない」をすべきなのです。自然治癒力が勝手に風邪を治してしまうから。おまじない式療法の本当の価値は…暇つぶし?
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未病チェックを次世代健康産業の柱とするヘルスケア業界の悲観的未来予想

未病未満 最先端医療と最新技術を応用し未病を治す事業開発を推進する神奈川県は「未病産業研究会」を立ち上げました。イノベーションがニューフロンティアを開拓する古臭い(失礼!)漸進主義は悲観的に捉えざるを得ません。「未病」を血眼で探し出すスマホに健康診断されたくないなら、「今を生きる」その感覚に集中すべきかと。
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高齢者介護小説を読んで老人の生態を知りたくなった人が読むべきマンガ作品

しおり 羽田圭介氏の芥川賞受賞作品『スクラップ・アンド・ビルド』は介護家族が描かれます。力なく衰退へと向かう老人と、我が身の成長を幸福の糧とする若者が出会う時、“生”がその本性を現し…。老人の生態を理解することなど不可能で、他者として観察しつつ関わるしかできませんが、そこに「楽しむ」という視点があっても良いように思われます。
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姿勢を良くする方法を試しても続かない意志力の弱さを補完する

手癖足癖 姿勢が悪いと視力は落ちるし集中力も保てないし良いことないし、そうだ、姿勢矯正しよう!と息巻いてネット検索で見つけた「正しい姿勢」も3日後には忘れ去られてしまうでしょう。意思だけではどうにもならない継続性の罠を乗り越え、新たな習慣・癖(くせ)を身に付けるにはプラシーボによる意志の“見える化”が有効かもしれません。
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かかりつけ薬局の目的は薬歴管理や医療費削減ではなく「卒薬」

薬局薬剤師 かかりつけ薬局の制度が厚生労働省によって広められつつあります。多数で多額の残薬が医療費を増大させ財政を圧迫している懸念から、また適切な服薬履歴の管理が健康寿命&在宅期間を伸長させるという高齢化社会の福祉に資する基幹施設としての役割が求められています。そのデメリットは「卒薬」を目標とすることで解決できるかもしれません。
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筋肉よりも骨を使うトレーニングのコツとプラシーボ効果

走る少女 甲野善紀氏と松村卓氏の対談をまとめた『「筋肉」よりも「骨」を使え!』(ディスカヴァー携書)では、単一の正当性を保持しようとする今の科学が無理をして複雑な構造・機能を持つ身体を捉えようとするために、そもそもの身体性歪めていることの危惧が綴られています。柔軟な発想は、いつだって柔軟な身体からもたらされる…のかもしれません。
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走ることについて語る本が提示する「身体カシコ理論」と健康観

裸足で歩こう 身体ってのは賢いんだ、我々が思っている以上に。 プラセボ製薬が提唱するいくつかの「身体カシコ仮説」は、上記の前提からヒトの生理機能に関するいくつかの仮説・理論を検証し、新たな側面を見出そうとする試みです。 私たちの体はあまりに賢いためこれまで“それ”に気づけずにいた。でもよく考えてみたらさ、実は“これ”ってこういう意味があるんじゃね?とラ
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寝ている時にのどが渇くのは異常ではなく睡眠時の生理機能

のどを潤すハト 健康情報サイトや質問掲示板では「寝ている時に痛いほど喉が渇いて目が覚める」という質問が度々あって、何らかの「異常」に基づいて咽が渇く原因の説明が試みられます。睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、尿崩症、加齢、ストレス…。そうした病気身体観から離れ、睡眠時の「正常」な生理機能を考えてみると違った答えが見えてくるでしょう。
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健康病の時代に新たな健康観をプラシーボで

素敵な笑顔 健康を「病気ではない状態」とする否定形の定義を採用していては、いつまでだって充足することの無い不健康な状態になってしまいます。外的で客観的に見える基準に基づく健康観を離れ、自身の「生」から立ち上がるような健康観を。プラセボ製薬では、プラシーボ(偽薬)の販売を通じて新たな健康観の普及を目指しています。
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『ちーちゃんはちょっと足りない』が足りてない

少女の頃 阿部共実さんのマンガ『ちーちゃんはちょっと足りない』は、ちょっと足りないちーちゃんとそのお友達の物語。いつまで経っても足りることはなく、足るを知るなんてこともなく。そこは全てが“ちょっと足りない”で満たされた小さな世界。女子中学生の人間関係は、本当にちょっとしたことで揺らぎ始めます。
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海外旅行に持って行く常備薬・携行薬で迷ったら

海外へ出てみよう 海外旅行に持参する常備薬や携行薬は、迷いだすとあれもこれもと大量になってしまいがちです。しかしそのことは逆に、不安を増す結果になっているのかもしれません。未だ起こってもいない事柄に対する不安がくっついた薬を持って行くくらいなら、いっそ真っ白なプラシーボ(プラセボ、偽薬)を持って行くのはいかがでしょうか?
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認知症予防に歩き方と足音から変えてみよう!歩幅を広げ、テンポよく。

雑踏の足音 NHKスペシャルでも紹介されましたが、MCI(軽度認知障害)や認知症の指標となるなど歩き方や足音は年齢を物語ります。アンチエイジングと健康寿命伸長の秘訣「歩く」。しかし逆に考えてみれば、歩幅を広げ軽快なリズムの足音を響かせるだけで人に与える印象は変わってくるでしょう。もちろん、自己認識さえも変えることができます。
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