タグ別アーカイブ: 調べてみた

「プラセボ効果が年々増強している」は誤り?臨床研究メタアナリシスの危機

京都大学医学研究科社会健康医学系専攻 プラセボ効果(プラシーボ効果)が治験の現場で年々増強し、抗うつ剤開発を試みる製薬企業を不当に苦しめている…というお馴染みの“常識”には、正当な科学的根拠があるのでしょうか?そう主張する研究論文は存在するものの、それらは古く、誤った統計手法による解析が実施されているのだとしたら…。世界の臨床を変える研究は京都大学から。
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「認知症地域支援推進員」は認知症カフェの企画立案を担う中心人物

オレンジ 認知症地域支援推進員は地域包括ケアシステムを下支えする認知症関連施策の地域マネージャーとして活躍が期待されています。平成30(2018)年度から全市町村で実施、認知症サロンの企画など具体的な働きを担うこととなるでしょう。種々の身体・精神症状のあるお年寄りをサポートするという発想から、その人らしい生活の場の構築を目指し。
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肯定的な期待が脳内報酬系に働きかけ免疫力を向上させる【論文紹介】

肯定的な期待の効果? 『Nature Medicine』掲載の研究成果に依れば、脳内の特定部位(報酬系を司るVTA)を活性化すれば免疫力が向上することを示唆します。免疫系に対するプラシーボ効果(偽薬効果)の作用経路は、効果への期待感によって報酬系を刺激することかもしれません。技術イノベーションがもたらす科学の進展は端緒に就いたばかりです。
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定期巡回・随時対応型訪問介護看護は24時間型ヘルパー・ナーシングサービス

介護する人、される人 平成24年より地域密着型サービスとして提供中の「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は公的保険制度創設以来の「夜間対応型訪問介護」とは異なる特徴があります。市町村の主導により地域包括ケアシステムを構築する上で、大事な役割を担うとされる当サービス。平成28(2016)年時点ではどういった稼働状況となっているのでしょうか?
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「地域医療連携推進法人」制度の創設に関する経緯まとめ@2016

地域医療連携法人とは? 超高齢社会を迎える2025年の社会保障制度を持続可能なものとするため、「地域医療連携推進法人」とよばれる制度が創設されました。市町村などの地域ごとに医療サービス提供者が一体となり、効率化を目指すことが目的です。政府主導で提起され、厚生労働省により検討された制度は平成29(2017)年までに施行予定。医師の意志やいかに?
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医療法人制度の見直しに関する経緯をまとめてみた@2016

よくわかった医師 平成27(2015)年に成立した改正医療法の一部が平成28(2016)年にも施行される運びとなり、所管の厚生労働省が周知の推進を図っています。セミナーや士業ブログ、専門家の書籍を通じて医療法人制度改革の詳細が広まっていくものと思われますが、様々な検討会を経た今般の改革に至る流れを知ることでより理解は深まるはず。
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『超高齢社会の介護制度』は医療・介護保険制度に関する社会実験手法を提起する良書

戦略的思考 少子高齢化が進展する日本の未来は誰にもわからない?2016年現在、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けての社会制度改革が活発に議論中。「何をしたらどうなったか」を知るICT、ビッグデータなど情報通信技術と統計解析の組合せが可能にした社会実験を速やかに実践し、方針決定していく国家プロジェクトを概観する良書を紹介。
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小規模多機能型居宅介護サービスは要介護高齢者のコンビニや~!

小規模多機能型居宅介護の事業所数 地域包括ケアシステムの中核を担うと目される「小規模多機能型居宅介護」は要支援者への介護予防給付も実施する地域密着型サービスです。市町村の指定を受け、利用者の専属事業所として365日、24時間の便利な役務を提供します。通常の通い・訪問・泊まりに訪問看護を加えた「複合型サービス」と共に、今後増加すると予想されています。
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ロボット産業の介護分野への応用を推進する経済産業省

抱きしめロボット 成長産業として期待されるロボット産業の拡大は官邸主導の国家プロジェクト。その応用先として挙がるのが「介護」分野です。超高齢化が今なお進展する日本社会では介護業界での人材不足が強く懸念されますが、抜本的な解決策を未だ見いだせていません。ならば、と人材確保や人員配置の効率化を託すべく、介護機器の開発が進められています。
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認知症カフェの運営補助金・助成金の窓口は市区町村、予算は厚労省

カフェ 認知症カフェ(オレンジカフェ、アルツハイマーカフェなどとも)の設立・運営に関する情報として「補助金」や「助成金」に興味が集まっています。少子高齢化が進む日本の高齢者福祉政策の一環として厚生労働省が予算化する事業内容を概観しつつ、地域包括ケアシステムに則した支援センターの情報窓口に接することがカギとなるかもしれません。
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パーソンセンタードケアと嘘や演技や偽薬を用いた介護について【アンケート】

ひいおばあちゃん イギリス生まれの臨床心理士トム・キットウッド氏が提唱し、認知症介護現場での広がりを見せる理念、「パーソン・センタード・ケア」。介護への興味が薄い非経験者と介護経験者において、この最近の理念についての認知度は異なるのでしょうか?また実践する上で欠かせない要介護者本人に寄り添うための嘘や演技の許容度は違っているでしょうか?
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2018年度の介護報酬改定・制度改革では各世代「負担増」の見通し

2018介護報酬改定見通し 介護保険は40才以上…という前提は2018(平成30)年度から変わってしまうかもしれません。増加し続ける保険給付に対応するには保険料の増額が必要ですが、一人当たり負担額を抑えるため30代、20代をも被保険者とする制度変更案が検討されています。また要介護度の低い軽度者向けサービスが給付対象から外れ自己負担化の可能性も。
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放射線・重粒子線がん療法のアブスコパル効果は非プラシーボ効果を証明すべき

悩める医師 放射線治療や重粒子線治療はプラシーボ効果が現れやすい医療技術である。といえば、語弊があるでしょうか。しかし、プラシーボ(偽治療)を対照とする比較試験を実施しないことには、線照射による癌細胞破壊効果もがん組織縮小効果も、ましてやアブスコパル効果なんてがん治療とは無関係の空想上の概念に過ぎないですので、対策はお早めに。
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尊厳死や安楽死を認めますか?介護者の意識調査と「死ぬ権利」の法制化議論【アンケート】

終わりの議論 介護がもたらす心境の変化について調査を実施しました。尊厳死や安楽死などの「死ぬ権利」を、あなはた認めますか?介護経験の有無、あるいは取り組み方の違いに基づく分析から非常に明確にわかる事があります。高齢化が進展する日本の社会において益々議論が深められ、近いうちに実効力のある制度が成立するでしょう。その時、あなたは…?
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プラシーボはかつて死者のための晩課や泣き屋を意味していた。で、「泣き屋」って?

泣く子ども 死者に対する哀悼の意が自然と胸の奥底から湧き出てくる…なんて場合はある意味貴重なのかも?人工的で人為的なやらせで泣いてみせる職業「泣き屋」がかつて存在し、「プラシーボ」と呼ばれていました。鳴き女、泣き女の風習は東アジアで現存し、世にも珍しき西洋の泣き男が出てくる映画もあったり。感情労働の意義は集団プラシーボ効果にあり?
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江戸時代の売薬の包装・販売単位「一回り」が週7日分であることの意義

月火水木金土日の一週間がひとまとめと考えられるようになったのは、日本では太陽暦が正式導入された明治に入ってから。江戸時代に州の概念はありません。しかし、今でいう一般用医薬品の包装・販売単位において、薬売り達は七日分を基礎とする「一回り」あるいは「一廻り」を用いていました。この疑問に『薬包装の近現代史』が迫ります。
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プラシーボ効果(プラセボ効果)の意味を知っているのは4人に1人?【アンケート】

プラシーボ効果を知っていますか? 偽薬効果とも称される「プラシーボ効果(プラセボ効果)」について知っている日本人はどれくらい?そんな疑問に答えるべく調査を実施したところ、結構多くの方が意味を把握されていました。プラシーボ効果の積極的有効利用を進めたいと考えるプラセボ製薬にとって、この認知度・知名度向上は必須の課題。まずは教育現場に浸透させることから…。
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介護用偽薬で騙す・嘘をつくことは倫理的に許されるのか?【アンケート】

含み笑い 偽薬(プラシーボ)で痴呆症状のある方を騙すなんて倫理が許さない。どんな場合でも正直に接することが認知症と言えど相手のためになる。そうした固定的観念が想像を超える現実に対するとき、価値観の転換を迫る場合があります。また偽薬という怪しげな字面から生じる悪印象が、その積極的な利用を心理的に妨げる場合も。アンケート調査報告。
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頓服薬の飲み過ぎ・飲みたがり対策用として偽薬を使う

薬袋をもつ男性薬剤師 頓服と書いて「とんぷく」と読むその言葉の意味は、症状が出たその時、一時しのぎで医薬品を服用すること。鎮痛剤、睡眠導入剤、抗不安剤、精神安定剤…頓服で用いられるくすりは多くありますが、そのどれもが依存を生む可能性を抱えています。特に介護の現場で問題となる認知症高齢者の服薬規定違反の解決に、偽薬の使用が推奨されます。
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被介護者への殺意を理解できる?介護経験は人生観を変化させる【アンケート】

アンケート集計結果 介護経験がもたらす介護者側の意識変化は、不可避です。死を求める心、殺意、自由の制限。それを認めること自体、ストレスとなるかもしれません。認知症を発症された元ドラえもん声優の大山のぶ代さんと、その介護日記を書籍の形で公表した夫の砂川啓介さん。二人のご経験からは多くのことが学べるように思います。
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